トップメッセージ
株主の皆さまへ
当期の業績と取り組み
日頃より、当社事業に多大なるご支援ご協力を賜り、厚く御礼申しあげます。
当事業年度における経営環境は、一部に持ち直しの動きがあるものの、所得や雇用情勢などの先行きに対する不安感から個人消費は低迷し、厳しい状況で推移いたしました。
こうした中で当社は、「店はお客さまのためにある 親切な応対と明るい笑顔」というスローガンを掲げ、営業力の強化と収益力の改善に取り組んでまいりました。
2009年4月には山形県の「マックスバリュあつみ店」を開設したほか、「大曲飯田店(秋田県)」「酒田北店(山形県)」「むつ中央店(青森県)」の3店舗をディスカウント業態である「ザ ビッグ」に業態転換し、お客さまの生活防衛志向・節約志向への対応を進めるとともに、インストアベーカリーの導入など5店舗の改装投資を行い既存店の活性化に努めてまいりました。
営業面におきましては、お客さまの低価格への意識の高まりに対応して、生活必需品を低価格でご提供する「ベストプライスbyトップバリュ」の販売強化などにより価格競争力の向上をはかると同時に、内食志向や健康志向に対応する売場づくりに努め、各県の代表店舗にて積極的に地産地消フェアを実施いたしました。また火曜市やお客さま感謝デー、スーパーマックスデーなど「冠デー」の強化に努め、一人当たり買上点数の増加、客数の増大を目指してまいりました。
商品面におきましては、内食志向の高まりを受け、季節や地域性に応じた即食性の高い商品や加工度の高い商品のご提供に努めた結果、デリカ部門の「できたて・つくりたて」惣菜や調理素材、嗜好品が好調に推移いたしました。さらに、 お客さまの安全・安心への配慮が反映されたトップバリュ商品の拡販に努めた結果、構成比を順調に伸ばすことができました。
またスーパーバイザー制度の強化による仕入力の強化と商品管理力の向上に努めると同時に、フレキシブルな働き方の推進などを行った結果、売上総利益を前期から比べ改善することができました。
以上のような取り組みを実施いたしました結果、当期は減収ではございましたが増益となりました。
イオン東北地区における協業体制の取り組み強化
2009年9月より、東北地区に拠点を置く4社(イオンリテール㈱、イオンスーパーセンター㈱、㈱サンデー、当社)での協業体制・一部機能統合の取り組みを開始いたしました。
商品面の取り組みといたしましては、スケールメリットを活かした共同仕入れや取引先の集約、地域商品の共同開発を行うことにより、下期当社におきましては約1億3千万円の原価低減実績となりました。また2010年3月には、南米チリ地震による津波の影響を受け養殖施設が損壊した大船渡産のホヤを買い付け販売するなど、地域へ貢献させていただけるよう様々な取り組みを行っております。
経費面の取り組みといたしましては、カミサリー機能や物流の統合など設備費の見直しを行うことでコスト削減をはかり、当社の設備費及び一般費の削減実績は約1億7千万円となりました。
2010年2月より、イオンリテール㈱にて運営していた店舗を分社化し設立されたマックスバリュ北東北㈱、マックスバリュ南東北㈱を加え6社体制となりましたが、今後も企業の枠を超えた組織・機能体制の構築を進め、東北エリアでの対応力を高め、さらなるお客さま満足の向上を目指してまいります。
マックスバリュ東北 誕生10周年テーマ“感謝でつながる元気なお店”
~これからも『おっ♪いいね』を創出する会社を目指します~
当社は2010年5月をもちまして、おかげさまで社名変更から数え10年目を迎えることができました。
2010年度は「マックスバリュ東北 誕生10周年」の年と位置付け、セールや植樹活動などでお客さまや地域社会へ感謝の気持ちをお伝えしてまいります。
また2010年度の重要施策は以下の通りと定め、今後20周年、30周年を迎えられるよう、皆さまから愛される企業となることを目指して全従業員が新たな気持ちで業績の回復に取り組んでまいります。
2010年5月
代表取締役社長 宮地邦明
2010年度 スローガン
〜 店はお客さまのためにある 親切な応対と明るい笑顔 〜
当期のスローガンを引き続き上記のとおりと定め、 次の施策に取り組んでまいります。
① 3業態の確立
前年度に引き続き、「SM(スーパー・マーケット)」「DS(ディスカウント・ストア)」「CSM(コンビニエンス・スーパー・マーケット)」の3業態の確立をさらに推進してまいります。
「マックスバリュ」店舗のSM業態では「味・鮮度・発注精度」を重視し生鮮部門の構成比拡大に努めると同時に、単品で大量に販売できる商品力をつけ、売場で訴求してまいります。
「ザ ビッグ」店舗のDS業態では、品目の絞り込みや大量仕入れによる低価格訴求と、チラシに頼らないEDLP(エブリデー・ロー・プライス)の確立により、計画数値を確実に達成できる体質づくりを行ってまいります。
「ウエルマート」店舗のCSM業態では「御用聞き」や「お買物宅配」サービスの充実をはかり、地域で頼りにしていただけるお店を目指してまいります。
また、本年4月より導入を開始いたしました、登録販売者による直営売場でのドラッグ販売店舗をさらに拡大し、お客さまの利便性を高める店舗づくりを進めてまいります。
② 収益力の向上と事業機会の拡大
営業面では、商品部門の強化カテゴリーを明確にし、売れ筋の拡大と死に筋の排除を行うと同時に、従業員教育の充実により発注精度の向上をはかり、売価変更ロス率の低減に努めます。
また事業機会の拡大による収益源の創出をねらい、インターネットや電話によるご注文によりお客さまのお買物に係る作業を低減する「お買物宅配サービス」や「御用聞きサービス」を開始し、「ノンストア・ビジネス」を開拓してまいります。
前述の「イオン東北6社協業」をさらに推進し、利益の確保を強力に進めてまいります。
③ 集客力の向上
イオングループのPB(プライベート・ブランド)であるトップバリュ商品の拡販に努め、構成比11.5%を目指してまいります。
基本の徹底である「KMC(キー・マネジメント・チェック)100」に取り組み、店舗のサービスレベル向上をはかります。
④ 環境保全・社会貢献活動の推進
「イオン温暖化防止宣言」を推進し、CO2排出量削減のための 施策を講じます。
⑤ マックスバリュ東北10周年の成功
お客さまや株主さま、地域社会などすべてのステークホルダーへ感謝の気持ちを持ち、セールやオリジナル商品の開発等を行うことにより具体化してまいります。